失われる財産


既に生活に影響を与え始めた石油の枯渇

3.石油がなくなる日

冬の寒さが襲ってくる頃、ほとんどの人がセーターを着るよりは家の暖房のスイッチを入れるだろう。しかし、家を暖めたり、車を走らせたりする燃料は無限に作りだせるわけではない。石油は何百万年もの間、有機体炭素が適した温度とプレッシャーの中にいることにより生み出される自然からの送り物である。19世紀半ばから人々は著しい量の石油を使い出した。そして、すでに石油の生産量はもし遅くなければあと数十年後にはピークを向かえるといわれている。天然ガスもあと残り少し、石炭もあと数世紀分しかないと言われている。


人々は幅広く利用できて値段も高くつかないエネルギーを探してはいるものの今のところそれに変わるものは見つかっていない。近い将来、日常に使用するエネルギーの枯渇問題は推定上では主要な環境問題になっているはずだ。一度、オイルの生産量が1%でも下がってきたら、世界中の経済において生産コストが上がることになる。これは車やトラックを走らせるためだけのものではなく、生活に関係する石油を原料とするすべての者が値上がりすることになる。今後は生活するのによりコストがかかることになるだろう。


Adbusters #63 Big idea of 2006
The Environment より


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