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失われる財産


水道捻って水が出るのもいまのうち?

1.水がなくなる日

多くの人々にとって地球からの無償の贈り物である水は保存の心配をする必要がないぐらい十分にあり、簡単に手に入るものだった。しかしどの分水地点もそれぞれ限界があり、ふえ続ける人口は常時、膨大な水を必要としている。にもかわわらず地表を流れる水の半分は既に灌漑と人々の消費で使用されており、そして人々が移住した乾燥地帯では何年間も帯水層から水を引き上げ続けている。

例えばアメリカの西部にある帯水層は何千年も何百年も前に北にある氷が解けて雨や雪となり、今日よりも湿気の多い気候だった時代に降り注いで生まれたものである。ここ数十年間、水を引き抜いている帯水層の深さは年々下がりつつあり、自然はそれを簡単には回復させる事ができない。更に深く掘り下げるにはカーボンベースの燃料を使って掘り下げるしかなく、カーボンもまた元々は地球からのフリーギフトだったがそのうち不足して値上がりする事が予想される。それに加えて深いところにある水は多量の塩分を含んでおり農業には全く適していない。結果的には我々は地下の貯蔵庫にある水を近い将来使い切ってしまうだろう。

徐々にではあるが、西部の乾燥地帯にある農場はミシシッピー川のある雨の多い大陸中部へと移動することにより回復しつつあり、また、同様のことが他の乾燥地帯でも起こりつつある。それぞれの水源の限界がいつになるのか私にはわからないが、もうすぐなくなると言われている場所も存在している。水を使用を規制する政府が出てきたり、オクラホマでは投資家が地下水を買収した事例もある。

公共のものである水の使用について、資産家や政府がからんでくるとより問題は複雑になってくるだろう。これから何十年後かに自分の孫の代が地下水が搾り出されきった世界で生活することになるのだろうか?すんだ水が物凄く高額な時代でこの時代をうらやましく思う日がくるのだろうか?と考えることがある。一方では自然はこの問題を解決できるほど早くは地下水を貯めなおすことはできない。石油と同じように、一度使い切ってしまったらその場所では二度と元に戻ることはないのだ。

 


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